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2008年05月16日

セカンドライフで「結婚」するということ

今日はセカンドライフでの恋愛感について、俺なりの考えをまとめてみたいと思います
読む人によっては激しくつまらない内容になるかもしれませんが、ご了承ください

俺自身、今のSL嫁と去年の10月の下旬に結婚して、早7ヶ月が経とうとしてます。お互いSLデビューして2ヶ月あまりという短い独身期間を経て、さらに1ヶ月弱の交際期間の後、パートナー契約を結びました
自分で言うのもなんですが、およそ結婚するという一つの目標の下に、二人でいい関係を作り上げていくことが出来たと自負しています
ただ、このアバター同士を結婚させるという行為についての考え方は、やはり人それぞれのようです
たくさんの知人、友人を集めてド派手な結婚式を挙げたかと思えば、3日で離婚するようなカップルもいましたし、結婚したはいいものの、1週間程度で相手がINしなくなったというカップルのことも耳にしました
もちろん、各々RLに絡む諸事情だとか、人間関係のこじれだとかいろいろあったのだと思いますが、俺からしてみると少し軽率な気がしてなりません。決して当人たちを批判するつもりはありませんが、もう少しなんとか続かなかったのかという疑問が、どうしても出てきてしまいます
ここだけの話、俺と嫁の間にも、離婚の危機は何度かありました。詳しく書くことは伏せますが、俺のわがままのせいで、結果的に嫁を精神的に振り回してしまったことによるものです。しかしその都度、お互いの胸の内を打ち明けて、とことん話し合うことで解決したり、心ある親友の手助けにより、危機を脱したこともありました
なにより一番は、嫁に対する俺への思いの真摯さ、素直さに、俺自身が考え方を改めさせられたという部分が大きいと思います。その点については、今も嫁には言葉では言い表せないほどの尊敬と、感謝をしています

ここら辺までくると、読んでる人によっては理解できない部分も出てくると思います。
所詮はネット上の関係なんだから、という考えの方もいることでしょう。そう、所詮はアカウントを消してしまえば終わる関係です。あとくされもありません。だけど、たとえネット上でも、画面の向こうにいるのは紛れもなく心を持った人間であることを分かっているのなら、そんなことは出来るはずはありません。(かくいう俺も、嫁から逃げてしまった経緯が一度あり、嫁の真摯な思いと友人からの手助けで、このことに気づかされました)

所詮SLは「ごっこ遊び」であると、SLにおける恋愛関係の結末は、無情にも幸せなものだけとは限りません。たとえ良好な恋愛関係を築いてこれたとしても、RL事情が絡んでくると、当然SLが脅かされます
ただ、それを恐れていたのでは、夢を見ることさえ出来ないと、俺は確信しています
二人の関係がRLに脅かされ、不可避な決別を決断しなければならなくなるその日まで、SL嫁を愛し続ける
読んでる人にとってはかなり気持ち悪い文章だとは思いますが、これこそSLで結婚するということではないでしょうか
セカンドライフで「結婚」するということ


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Posted by ベス at 10:47│Comments(3)戯言
この記事へのコメント
そうですね。以前、SLのプロフに
「あなたが恐れるべきは、いつか終わりが来る事ではなく、
何も始まらない事だ」と書いていた人がいましたが
巡り会えた出会いを大切にしたいですね。

もちろんモニターの前の人の気持ちを鑑みることも
ヴァーチャルといえども本当に大事な事ですよね
Posted by G at 2008年05月16日 12:00
Gさんこんにちは
我ながら気持ち悪い記事だったと反省していますが、後悔はしてませんw

たとえヴァーチャルであっても、画面の向こうにいるのは心を持った人間であるという部分にも共感をいただけたのが、本当に嬉しいです

こういうヴァーチャル世界だからこそ、お互いがお互いを尊重しあうことの大切さを多くの人に理解してもらいたいものです
Posted by ベスベス at 2008年05月17日 10:22
あはは 反省はしても、後悔はしてないのですね〜ww

こういう心構えは、なかなか気軽には話せませんしね。

SLは、アカウントもほぼ無限に作れるので
それこそ、彼女の数だけアカウントがあるという人もいますが

だからこそ、一人だけに想いを貫き
関係を続ける事が
一番難しいですよね。

「ネットだから」、「ゲームだから」
「仮想の世界では何をしてもいい」という考え方から
画面の向こうも同じ人であり
良い意味でも悪い意味でも心動かせる事を
多くの人が理解し、気持ちよく過ごせるようになりたいですね。
Posted by G at 2008年05月23日 16:58
 
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